花房はかけるけど刑事ものはかけねーから、
セックスするためーとかいうのは生かしで、
そのまま変身能力得て
彼女は案の定、俺にメロメロだった。デートも重ねたし、夜も過ごした。けど…
「ーーもう、行っちゃうの?」
この薬の効き目は50分。
「悪ィな、俺、売れっ子だから」
莉沙ちゃんともっと居たいーーそう思っても、居られない。
所詮、莉沙ちゃんの見ている俺は、本当の俺じゃねーんだ…。
こんな事望むなんて、バチが当たるよな。セックスできる、それでしあわせじゃねえか。
それでもーー疲れた、そう、思った。
今日はエイプリルフール…俺は逆に、今日だけ、「素顔」で彼女に会おうと思う…
「ぶはは、なんだその顔は」
「じつは、これがあたしのほんとの素顔なの…」
「…マジで?じ、じつは俺も…」
「なーんてうっそー!エイプリルフールでしたー!」
「な、なんだよははは、おどかすなー」
ああこれが、本当の恋愛なんだなって
おさけいり
どらいぶはあにまに
いやさんぽはほんとに
次の年のエイプリルフール