うまれた。40さいのおかあさんと、48さいのおとうさんのあいだにうまれた。なまえは。当時、日本で一人しかいない、キラキラネームともいえるなまえだね。空気を読まない意識高い系自閉症のお父さんが名づけた。お父さんにとっては二人目の子供。むかしのおんなとの連絡は、一切とってない。結婚式も二回あげた。きっと自閉症の父にいやけがさしてきらわれたんだろ、よーくわかる。
お父さんは小さい頃からちやほやされてお母さんは自由に生きてた、自己愛のつよいたいぷ
おとーさんがカメラを向けると、笑わなきゃいけないから疲れる。笑わないと、一日中ふきげんでさみしいから。
夜はお人形を紐でしばって吊るして「たすけてぇ」っていわせてあそぶのがだいすき。大人になってから知ることだけど、これを
おとうさんはおもしろい。かたかなのたべものはぜったいたべないし、かげぐちはぜったいいわない。かんこくじんのかげぐちはいうのに…
きすしーんはかならずめかくし
赤ちゃん言葉は二人とも全く使わない
理科がだいすきで、よくさんすうどりるをあたえられた。さんすうどりるはおもしろいし、おとうさんがよろこぶのがうれしかったからたくさんやった
親は子供にすべてをあたえて死ぬ。それが世の中のことわりなんだよと教えてもらった。
科学や数式がすべてだとおしえてもらった。
お母さんは、臆病者で、責められるのが人一倍怖いみたい。だからお世話はちゃんとした。教育なんてどうでもよくて、ただせめられないよあにつくろうのにひっし。アスペルガーであるじぶんがまともに生きられるってことを示したかった。
ただしさよりもせめられないかがだいじ
父の影響でミステリー、ポケモンにはまる。
ぶすだからよくからかわれた。歯もがちゃいじめられないために、男のふりをすることにした。そもそも僕はASDだから女のねちねちした感情がわからないし、男でも問題ないように思えた。周りの生徒たちが成長してアイデンティティを確立していくが、自分だけが発達障害のせいで子供のままなので居心地が悪く退学した。ゲーム黄金期、ポケモンも黄金期、学校でどんなに嫉妬されてもいじめられても、ゲームやアニメさえあればそこに「なかま」がいる気がした。ほーむへーじをつくつて、友達をさがした。あのころのインターネットは敷居が高く、頭の悪い人はインターネットをしていなかったので居心地がよかったなぁ。あのころの友達はかなりかけがえがないです。いつかぼくもぼくがされたように、発達障害のこどもたちにゆめをあたえたいとおもった。
偏差値30の中学に入学してはじめて自分が頭のいい部類だと知って、うれしかった。
頭がよくみられて
先生たちも基礎からちゃんとわかりやすかった。たどうでも、失礼な発言をしても怒られなかった。理系の私立は最高
よそよそしく、小学校はアスペルガーがおおいときづいた
ここはADHDが多い
僕はADHと自閉症と頭のよさとおかねはあったけど、自由がなかった。
自由をもとめて、独り暮らしをはじめたのだけど、うまく、自由に生きられない。なぜなら大学を卒業するまでにデビューしなければならないのに、僕の実力はあのころみたポケモンにかなわない。焦りが…そして…
自由はいらないから、力がほしい…
はじめて自由に生きて枷が多かったと知った
なりたいものは、モノクロプログラムの社長。かどかわみたいなメディアミックス会社を作りたい。
体調を悪化
勘違いだった。騙されてた。
ポケモンは発達障害じゃないし、
社長は発達障害じゃない。
偉人伝は間違いだったのか?
いつもならこんな嫉妬、いじめ、きにしないのに。
ああ、弱り目に祟り目。
芋づる式に今までの借金が迫りくる。
このまま、報われないまま死ぬ。
「努力はかならず報われる」もまちがい。
うそだらけのせかいで、いきてたんだ。
うそじゃないのもある
努力はうそ
精神科はなんでもわくるプロもうそ
うそじゃない。
たじりさとし
社長が発達障害
才能があるのもうそじゃない
科学が正しいのもうそじゃない
感情が劣ったものであるのもうそじゃない
やさしくされてあたりまえもうそじゃない
わたしの自由とは、わたしの望む作品を作ること
それが自由だ
それを邪魔するやつは
精神科医だろうと、社会だろうと、バッシングだろうと、殺す。