できないこと、とかさ
発達障害とか。
分かってよかった。
しもにしやもうみのちかもきしもとまさしも、人の気持ちわからない。
たまにはカレー食いたいよな。
小林先生…がんばれ…だめなの…?
譲っちゃうの…?
花房出さなきゃなぁ
花房だけは「治す」ってことできなくて
莉沙「あ、あたしも、目立つのは好きじゃないんだ…一緒だね」
花房とちょっとずつ仲良くなる感じにしたいけどむずくない!?!?
そんな少女漫画みたいなものできるかって
花房だけは治すってことできんからなぁ
けど、人の気持ちなんて考えなくていいし、
ADHDは才能じゃん。
だからよし。
前も書いたけど、発達障害から見た人間は、マザーコンピュータに従って動いてる無脳アンドロイドに見えるんだよね。
で発達障害は自律自動学習機能のあるAIのようなイメージ。
だから発達障害の方が優れてるという意識で二十歳まで生きてたんだよね。
まあ発達障害という言葉は知らなかったが
だからつまり、発達障害という言葉出してもいいと思うんだけど、
わ、私もよく、真面目で付いていけないって言われるけど、それって、ほんとは、いいことなんだと思うの。だから、花房くんの脳も、花房くんにしかできないことができるんだと思うの
僕はみんなみたいに何でもできる人間じゃない。部活とか、やっていける自信がなかった。だけど、ここならやっていける気がする。
まず音楽を聞かせるきっかけとか。まあ花房は人格は乱れてないので、単純にいじめられてるだけなんだけど。
また校外にする?駅前で歌ってたとか、あ、ネットもありかなー
でた、スマホ落とした
スマホ落としたからって見たりしないよねー(いやあいつらなら見る)
花房くんは、このままでいいの?
俺にはそのぶん音楽があるんだ。
あ、なんか機械鳴りっぱなし
何の音だろ?
火が燃えてる音がしたから
ボォーみたいな
いじめられてもあんまり嫌な顔してないと思う花房は
いや、強迫はあるのか。
いつも聞き耳立ててるみたいでいやなんだ
言葉が全部入ってくる
ハムスターが逃げた
いじめられるのには慣れてるから
りさはいつもへらへらしてる
釣りしてるとき言う事じゃないですよね?
でもさ
発達障害にも感覚過敏がない人とかもいるんだよね、、、
クラスにすっごくピアノのうまい子がいるんです!
モテモテだから近付きにくい
モテると思ったら捨てられてる
ピアノだけできる子、いるよね
なんて話し掛けたらいいですかねぇ
付き合ってるとか噂立てられたくない
ストーカー!?
早く話しかけないと芸能事務所に取られちゃうー
これ、仲良くなる方法では!?(笑)
すごくイケメンなんですよね~!
莉沙「クラスにすっごくピアノの上手な人がいるんです」
小瀧「へぇ」
莉沙「アニソンのカバーとかもしてて、作曲もしてるんですよ。部活も入ってないみたいだし、うちにどうですか!?」
入谷「面白そうやなぁ、いっつもフリー素材じゃあかんし」
チーフ「じゃあ連れてきて下さいよ」
莉沙「花房くん、ちょっといい?」
花房く~ん
花房「あ、ハイ、花房ですけど…」
莉沙「えっと…」
莉沙「わ、私がですかぁ」
チーフ「え、なにか問題でも?」
入谷「莉沙ちゃん、まだ恥ずかしがりやさん治ってへんの?」
莉沙「急には治せませんよ!私が気兼ねなく話せるのはこの部室の中だけなんですから」
チーフ「じゃ、周りに人がいないときを見計らって話しかけたら?」
莉沙「この学校でそんな時あるわけないじゃないですか」
小瀧「めんどくさいやっちゃな~。噂でもなんでも立たしときゃええやろが」
莉沙「う~」
莉沙「は、花房くんあの、ほ、放課後予定あるかな?」
花房「ないですけど…」
莉沙「じ、じゃあ美術室の前に来てくださいっ!!」
花房「な、なんの用?」
莉沙「こ、ここじゃなんだから、その時話します。じゃあ…」
告白とかじゃなくて!
部活のことで!
ま、待って!
小瀧「ハハハ、告白だと思っただろ
入谷「成功ね!
花房「あの…なんなんです?」
莉沙「花房くん、ご、ごめんね、わたし、教室だとうまく話せなくて。ここはマルチメディア部。部長があなたの曲を聞かせてほしいって…」
チーフ「その前に自己紹介からしよう。僕は遠野修治、部長だ。いずれマルチメディア会社を起業したいと思ってる
小瀧「俺は小瀧恵実。プログラミング担当
入谷「うちは入谷健。ハンドルネームはうさみんや。渉外担当~
母さんに早めに言うくせついてんだよなぁ
ぱうだーけいはだめ
莉沙「あっ、あたしは杉本莉沙。まだ担当は決まってないけど…できることをしていきたいなって思ってるよ」
補習ばっかりで花房
男子校の中で女子のふりしてたようなもの
ほんとの女子には敵わないし
自分自身も女子じゃない
回避の一種なのかな
本当の自分を隠すために
花房「マルチメディア…?」
チーフ「アニメ、小説、ドラマ、ボイスドラマ、ゲーム、何でもありの創作サークルだよ。」
俺には音楽しかないんです
みんなみたいに器用じゃない
ステータスは平等だよ
発達障害らしく育ててくれたと思ってるよ
むかしばなしなんだよなあ
むしろふぁんぼっくすってのは
きょうはさんぽにいってもよかったんだけど
おれには音楽しかないんだ…だから…花房
友達は?
俺みたいなやつは恵まれてる。好きなことと才能が、同じなんだから
俺さ…ピアノ、うまいだろ?
え?う、うん
俺は恵まれてるんだ、好きなことと才能が同じだから
才能があっても、好きじゃなきゃどんどん自滅していく。
俺の言う才能っていうのは、小さい頃からやってきたとかそういうものじゃない。人には見えない小さいものが見えたり、聞こえない小さい音が聞こえたりする。絶対的な才能の代わりに、ほかの力をなくしてるんだ。
また遅刻か
補習
それが好きなものと噛み合ってない奴は最悪。好きで苦手なことか、才能ある好きでもないことか選ばなきゃいけない。けど俺は違うんだ。音楽が大好きで才能もある。音楽の世界でなら、俺は負けないんだ。
生きていける
音楽が作れるならどこだって行くし、なんだってやるよ。
莉沙「じゃあ…!」
返事なら決まってる
今すぐ決めなくていい
今日は職員室に呼ばれてて…。
ぴあの、うまいか?