シャンティはとんちがいいと思ったんだけど
そのとんちが浮かばないな。
昔学校にいたロボットが、
昔学校に、エラー音の鳴りやまないロボットがいた
みんなはそいつの音がうるさいって、いつもいじめてた
俺は助けを求められても、無視していた。
弱いやつは、それを隠さねばならない。
隠せなくなったやつから、やられていく。
そいつは次第に学校に来なくなった。
きっと、亜赦になったのだろう。
ロボットの社会は厳しい。
弱いやつから落とされていく。
そんな当たり前のことなのに、俺はそいつのことが、いまだに忘れられない。
怪我をした羊を、懸命に介抱している夢を見た。
ロボットも夢を見る。電気羊じゃなく、普通の羊の夢を。
てか電気羊てなんやねん、
羊ロボットとかじゃないんかーい
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自分の電力も省みずに、理由もなく目の前のその羊を助けるのに必死になっていた。
目が覚めてから、俺は、助けたい気持ちと、助けても得のないという思いにーーいつも苛まれている思いに苦しんだ。
俺の心は、どうやらあまり強くできていないようだ。
時々、人間の赤ん坊みたいに泣けたらと思う。
だがロボットは泣くのではなく、ただひたすら弱い自己を嫌悪するのみだ。